2月のご挨拶

やっと 陽の目を見たわが家の庭の可憐なお姫さま・ソイラヤー。
1月末から 日当たりの良いところの一株は咲き始め 今満開なのは 食堂の前、鳥たちが朝集まるあたりに爛漫と咲く2株です。

この花樹はもともと鉢植えで 今から そうですね 20年ほど前の 北の旅で買い求めました。たしかデンチャイの料理屋でみつけて 近くの苗木屋に走り 大事に抱えて 持ってきた2株です。1株は陽当たりの 良いところにおいたら 鉢を破って 大きくなりました。陽当たりの 悪い方の株も同じように露地植えにしたら 嬉しそうに2株に増えました。

この花が咲くのは 1年に1回ですが その度に この花を好きといった 女の子、デンチャイの町で苗木屋に一緒に走ってくれたプラーを思い出します。
ラームカムへーン大学を出て、私の会社に10年勤めたスラータニー出身の 彼女は肌の色こそ白くはないけれど ソイラヤーの花に通じる楚々とした美人でした。
富田先生のタイ日辞典によれば、この花樹はパヌポン王子が欧州から持ち帰られ お妃M.L.ソイラヤーにちなんで 命名されたそうな。

というわけで、私は今まで ソイラヤーの花を「楚々たる美人」に結びつけていましたが 今年はちょっと違うイメージが加わりました。最近 親しくなった駐在員 I氏が 日本で 飼われている「手乗り文鳥」のユキちゃんの写真を見せて くださったのです。ここにも 載せます。くちばしのピンクが白い羽根に鮮やかに映えて・・・私はソイラヤーのを思い浮かべました。
 姫と呼ばれ、大事にされているユキちゃんの写真には説明があります。「因みに嘴と目の周りの赤色は血液の色で、元気が無い時は色が薄くなります」昔、子供の頃、縁日で「おみくじ持ってきてくれる文鳥」には 会ったけれど、 こんなにきれいでは ありませんでした。
ソイラヤーの白花にえんじ色の「がく」が映える感じを 文鳥姫の白い羽根にくちばしの桃色が映えるイメージに重ねたのですが、負けました。ソイラヤーの花には妖艶さはゼロですが、ユキ姫は この先が楽しみです。





Photo By: Mr. Ikeda & Family


学名:Medinilla spp. ボタン科

                                    レヌカー・M