9月のご挨拶

仕事部屋の窓向こうに、チクの花蕾が雨に濡れている。 サガリバナ科の名にふさわしく 紐のように垂れた葉軸に幾段にもなって 花蕾がぶるさがっている。夕立に陽を閉ざされた黄昏の庭に 白に淡ピンクの花蕾がともし火を連ねたように浮き立っている。この花蕾は夜のうちか 明け方に開いて 落ちるのだ。

 バンコク・ヤイの運河を船で行く旅で見かけて、その妖しい美に魅せられ、帰路の植木市で探して植えた花樹は わが家の小さな池のほとりが気に入ったらしい。毎年9月から10月にかけて 美しい花を落としてくれる。肉厚の花も、長いめしべ、おしべも地に落ちれば、午後にはしなびて小さく縮んでしまう。その後かたずけもやっかいでないことはない。 でも、美しい9月の花 夕闇が濃くなる前に樹下へ行って、その匂いを嗅いでこよう。

 これが 昨日からのウェブ広告作成 ボウヒニア印刷で ちょっと疲れたレヌカーの9今月の挨拶です。今日は木曜日 この言葉がウェブに載るのは ロブリーの旅が終わった日曜日でしょうか。


 「今月の花」をご覧ください!
                                  レヌカー・M