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「隠者の洞窟」にタイ屈指の古代仏像をたずね アンコールから遠征したクメール軍が刻んだ釈迦像を拝し 夕暮れに洞窟から飛び出す何億匹のこうもりに驚嘆する旅 |
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シャム湾の旧海岸線に石灰岩の山々を背後に立つラーブリーは古代都市です。隠者の洞窟に残る椅像は、タイで最古の石像と言われてきましたが、頭光はどうみてもパーラ美術で スコータイにつながります。おなかも出ていますし、グプタより後ではない?・・・という談義は当日のお楽しみ。メクロン川沿いの城壁に並ぶ「瞑想する仏像」は アンコールから遠征してきたジャヤヴァルマン7世が刻ませたものです。アンコールではター・プロームでも、プレア・カンでも城壁の仏像は後世のヒンドゥー夕食たちに削り取られてしまいましたが、ここラーブリーは 僻地ゆえに仏像は難を逃れました。知る人の少ないクメール仏を ゆっくり鑑賞 拝し 感応していただきましょう。 この日のヤマは 夕暮れにたどり着く石灰岩の岩山群。 たそがれ時を待って、洞窟からこうもりたちが噴出します。風になびくリボンのように細く 時には 帯になって広がって 海に向かって飛んでいくこうもりの大群は 日本では見られない風景で 東南アジアでは 随一といわれる規模です。 園芸好きの方々には珠玉のように貴重な「こうもりの糞」も お寺で現地値でお求めになれば 積徳(タムブン)にもなります。 美味しい夕食にも ご期待ください。 |
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